2LDKの間取りと家具配置|部屋ごとの考え方と失敗しない順番
2LDKは、部屋ごとに用途が分かれるぶん、1部屋ずつ考えれば済むように見えます。しかし引越しで実際に詰まるのは部屋の中ではなく、部屋と部屋のあいだです。ドアの開閉、廊下の幅、大型家具が曲がれるかどうか。この記事では、その順番で考える方法をまとめました。間取りごと3Dで作って確かめられます。
2LDKの広さの目安
| 部屋 | 広さの目安 | 寸法の一例 |
|---|---|---|
| LDK | 10〜16畳 | 約 450 × 400cm 前後 |
| 洋室A | 6畳 | 約 315 × 235cm |
| 洋室B | 6〜8畳 | 約 405 × 235cm |
| 合計 | おおむね 50〜60㎡ | |
同じ「2LDK」でも、LDKに寄せた間取りと洋室が広い間取りでは家具の入り方がまったく違います。㎡数ではなく1部屋ずつの寸法で判断してください。
決める順番を間違えない
やり直しが少ないのはこの順です。
- ダイニングテーブルとソファ(LDKの大型2点)。この2つでLDKの使い方がほぼ決まります。
- ベッド。洋室のどちらに何を置くかは、ベッドが入るかどうかで決まります。
- 冷蔵庫・洗濯機。置ける場所がほぼ固定されており、扉の向きで通路が変わります。
- 収納・テレビ・小物。最後で構いません。
逆にやりがちなのが、収納やテレビ台から決めてしまうことです。あとから大型家具が入らず、全部やり直しになります。
部屋ごとの考え方
LDK:ダイニングとリビングの通路を分ける
ダイニングテーブル(120×75cm)は、椅子を引くスペースが四方に必要です。目安は各辺 50cm 前後。壁に寄せて3方向から使う配置にすると、この余白を1辺ぶん節約できます。
ソファ(200×88cm)は壁沿いに置き、ローテーブルとの間は 30〜40cm。ここは通路ではなく足を置く空間なので、60cm も要りません。通路として使う一本だけ 60cm を確保し、そこにダイニングとリビングの行き来を集約します。
洋室:6畳ならベッドで決まる
6畳(約315×235cm)にダブルベッド(140×195cm)を入れると、残りはほぼ通路だけです。両側から乗り降りしたいなら 8畳側の洋室に置いてください。6畳のレイアウトと8畳のレイアウトも参考になります。
水回り:置けても使えない配置に注意
冷蔵庫は扉を開くのに正面 65cm、システムキッチンは作業に 90cm 程度が要ります。洗濯機はドラム式だと扉が手前に大きく開きます。置けるかどうかと、使えるかどうかは別です。本サイトのシミュレーターでは、この使用スペースが足りないと警告が出ます。
いちばん詰まるのは「運び込めるか」
2LDKで実際に問題になるのは、部屋に置けるかより玄関から部屋まで運べるかです。よくある寸法は次のとおりです。
| 場所 | 幅の目安 |
|---|---|
| 玄関 | 約 78cm |
| 廊下 | 約 80cm |
| 部屋の入口 | 約 75cm |
3人掛けソファ(幅200×奥行88cm)は、廊下の直線なら通っても90度の曲がり角で引っかかることがあります。本サイトには玄関・廊下・曲がり角の寸法を入れて搬入可否を判定する機能があるので、大型家具を買う前に確かめてください。
間取りが違うときは壁を動かす
プリセットの2LDKはあくまで出発点です。実際の家に合わせるには、間仕切りの壁をドラッグして動かし、洋室の広さを変えます。壁の端点をつかめば伸縮でき、つながった壁も一緒に動くので隙間はできません。外周の形そのものを変えたいときは「部屋の形」で描き直せます。
手元に間取り図があるなら、画像を下敷きにしてなぞるのが最短です。